レポートにフィルタをかけて出力|DQのアイテムデータベースをAccessで作る09

【誰でもできる!】Access講座第11回レポートにフィルタをかけて出力

この記事の続きです。

よろずやの伝票をVBAを使ってフィルタをかけ表示させます。

 まず「伝票日付」フォームをデザインビューで開きます

f:id:me-hige:20200102212655p:plain

日付テキストボックスの右にレポートを開くボタンを配置します

f:id:me-hige:20200102213026p:plain
プロパティシートを開き
表題を「伝票」に
名前を「伝票レポート」
にします

f:id:me-hige:20200102213238p:plain
イベンドの「クリック時」からコードビルダーを開きます

f:id:me-hige:20200102213501p:plain

伝票レポートのプロシージャ内に DoCmd.OpenReport “R-伝票”,acViewPreview

と入力します
f:id:me-hige:20200102213942p:plain

VBE(Visual Basic Editor)でVBAを入力していくと、上のスクショのように、次にくるコードをサジェストで教えてくれます。活用すると、コードの誤入力が減ります

では動作確認をしていきます
「伝票日付」をフォームビューで開いて
「伝票」ボタンをクリックすると「R-伝票」がプレビュー表示で開きます

f:id:me-hige:20200102214758p:plain

ちゃんとレポートが開きました
しかし、今この状態はすべてのレコードをレポートに載せている状態です
日付テキストボックスで設定したレコードのみをR-伝票に抽出したいと思います

フォーム「伝票日付」をデザインビューで開きます
「伝票レポート」ボタンのプロパティシートを開きVBEを起動します

f:id:me-hige:20200103202848p:plain

「伝票レポート」プロシージャ内に

DoCmd.OpenReport “R-伝票”, acViewPreview


と入力されていると思うので
赤字の部分を追加します

DoCmd.OpenReport “R-伝票”, acViewPreview, , “[日にち] = Forms![伝票日付]![日付]”

f:id:me-hige:20200103203653p:plain


コードはこのような意味です
f:id:me-hige:20200103205638p:plain

ポイントは「acViewPreview」と「”[日にち] = Forms![伝票日付]![日付]”」の間に
「,,」とコンマを2個付けるところと
フィルタの条件
[日にち] = Forms![伝票日付]![日付]
は「”」ダブルクオーテーションマークで挟むところです

コードの入力ができたら
VBEを閉じて
フォーム「伝票日付」をフォームビューで開いて動作確認をします

f:id:me-hige:20200103210229p:plain

日付切り替えボタンを「ポチポチ」押していき
日付伝票サブに商品が表示された日付で「伝票レポート」ボタンf:id:me-hige:20200103210617p:plainをクリックすると
伝票の印刷プレビューが表示されます。

第10回、第11回と紹介した内容は結構応用が利く知識だと思います。

今回はここまでとします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こんにちはAccessの壺です。
臨床工学技士としてどこかの病院で働いています。
夜な夜なMicrosoftAccessで遊びたおして、独学で病院内のいろんなシステムを開発してきました。
透析患者さんの透析条件管理システムやME機器管理システム、アンケート集計などなど作ってきました。
Accessの楽しさを発信するために、このサイトを運営中。

コメント

コメントする

目次