ここで言うAccessとはMicrosoftAccessのことです。
データーベースを扱うWindowsのソフトで、使いこなしている人は少数ですが、Accessを使いこなすことができると、強力な武器になることは間違いありません。
今回はAccess歴16年の私がMicrosoftAccessについてざっくりと説明します。
Accessとは、マイクロソフトアクセスのこと
MicrosoftAccessはデータベースを扱うソフトウェアです
パソコンを買ったときにMicrosoft Officeがプリインストールされているモデルを選ぶ方も多いと思います
家電量販店で売られているパソコンにプリインストールされているMicrosoft Officeはだいたい、PersonalかHome and Bisinessです
Accessが入っているのはMicrosoft Officeの上位パッケージです
Microsoft Officeの種類をのおよその値段でまとめるとこんな感じになります。
まずは買い切り版。
価格 | Access | |
---|---|---|
Personal | ¥30,000くらい | × |
Home and Bisiness | ¥40,000くらい | × |
Professional | ¥60,000くらい(高!!) | 〇 |
Academic | ¥30,000くらい | 〇 |
MicrosoftOfficeは昔は買い切り版しかありませんでしたが、今では常にOfficeを最新版の状態で使い続けることが出来るサブスクリプションサービスもあります。
Office365です。
価格 | Access | |
---|---|---|
Office 365 | 月額1,200~1,300円くらい | 〇 |
Accessは単品でも購入することが出来ます。
価格 | Access | |
---|---|---|
Access | ¥16,000くらい | 〇 |
Accessを使用するには、
- MicrosoftOfficeのProfessional版・Academic版
- Office365
- Access単品
このどれかを購入する必要があります。
それにしても、Professional版高すぎる・・・
Academic版安いじゃん!これ買うわ!!
飛びつきたくなりますよね・・・
Academic版は学生・教職員しか購入ができません
Academic版は私の知る限りネット通販では購入することができず
実店舗でしか購入できません
購入するときに身分証明書の提示を求められます
実は大学病院職員もこのAcademic版の購入ができます
教育目的での使用を前提に職員証を呈示して、Academic版の購入ができます
大学病院にお勤めの方は一度検討してみてもいいかもしれません
サブスクリプション版はソフトの買い切りではないので、常に最新のバージョンにアップグレードされた状態で使用することができたり、1ユーザーあたりパソコン5台にインストールできたり、1TBのクラウドストレージが付属したりと、良い点がいろいろあります。
Accessを使う上で選ぶOfficeの選び方をまとめると
- Academic版を購入できる人はAcademic版をチョイス
- Academic版を購入できない人はとりあえず、Office365を契約してみるのもアリです。
Accessはバージョンアップに注意
Accessはバージョンアップでインターフェースが大きく変更となった経緯があり
同一バージョンで利用をつづけるのが、システム開発的には良いのかな?と思います
Access2003と2007移行ではインターフェースが大きく変更になりました
2003まではデータベースウインドウというところに、テーブル・クエリ・フォーム・レポート等が表示されていましたが、2007以降はナビゲーションウインドウというものに変更となりました
Access2000から使用していた、私個人としては2003以前のデータベースウインドウのほうが使い勝手が良かったと今でも思います。(慣れだと思いますが・・・)
Accessを覚えるメリット
もともと、会社や病院のパソコンに入っていることが多い。個人で購入するには敷居が高いが、意外と触れる機会はあるのかもしれません
Excelでは管理することが難しい大量のデータの管理が可能です
NASに保存した場合、Excelでは1つのファイルを複数端末から同時に開くことができないが、Accessでは5台程度までなら同時に1つファイルを開くことができます
AccessVBAを用いて、結構本格的なシステム構築をすることができる
システム構築をするということは、人を動かすことができる
ぱっと思いつくだけで、これだけいくつかのメリットがあります
Accessで出来ること
Accessでできる事をまとめるとこんな感じです。
- テーブルを使ってデータを一括管理できる
- クエリを使ってデータの検索・抽出ができる
- フォームを使ってデータ入力が簡単にできる
- レポートを使って印刷用のひな型を作ることができる
- そしてVBAを使用してテーブル・クエリ・フォーム・レポートを操作することができる
Access初心者の人は何を言っているのか分からないかもしれないですね。
でも安心してください。
このサイトでは、そんなAccess初心者のためのスキルアップページを用意しています。順番に真似をしていけば、いつの間にかAccessで簡単なシステムが作れるようになっているはずです。
一緒に楽しみながら頑張りましょう!
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