VBA・・・完璧にマスターしなくてもシステムは作れる|DQのアイテムデータベースをAccessで作る06

VBA(Visual Basic for Applications)と聞くと「ぎょ!」として「すいません、もうお腹いっぱいです。帰ります!!」てなりがちです。

正直ちゃんと勉強しようとすると奥が深く大変です。ここではAccessのシステムを動かすのに必要な簡単なコードの説明をしていきます。

【誰でもできる!】Access講座第8回 VBAを使ってみよう
目次

前回からの引き続きで、メイン画面フォームを作ります

「作成」→「フォームデザイン」から新規フォームを作成します

「メイン画面」という名称でで名前を付けて保存をします

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プロパティシートの設定を変更します

  • 自動中央寄せ:はい
  • レコードセレクタ:いいえ
  • 移動ボタン:いいえ
  • スクロールバー:なし
  • コントロールボックス:いいえ
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フォームにテキストを入れる 

ツールバー「デザイン」→「コントロール」の「Aa」(ラベル)をクリック

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メイン画面と入力します

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フォームにボタンを配置

まずコントロールウィザードをOFFにしておきます

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コントロールの矢印の部分をクリックすると下にずりっと表示されます

「コントールウィザードの使用 」をOFFにします

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この状態から

f:id:me-hige:20191209230431j:plain

この状態へ

コントロールウィザードがONになっていると
ボタン等を配置した時にこのようなウィザードが表示されます
私は正直使いにくいので、OFFにしちゃいます(MicroSoft様すいません)

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 ボタンを選択し、フォーム上に配置します

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ボタンが選択されている状態で「F2」ボタンを押すと、テキストが編集できます

「アイテム入力フォーム」と入力します

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アイテム入力フォームをダブルクリックして
プロパティシートを開き
「その他」タブの
「名前」を「アイテム入力フォーム」にします

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「アイテム入力フォーム」ボタンにVBAを割り当てる

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「アイテム入力フォーム」ボタンをクリックしたときに、アイテム入力フォームへ画面が移動する仕組みを作ります

「アイテム入力フォーム」ボタンのプロパティシートの「イベント」タブのクリック時にカーソルを合わせ、「・・・」をクリックします

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ビルダーの選択が表示されます

「コードビルダー」を選択し「OK」をクリック

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VBE(Visual Basic Editor)が起動します
このVBEは文字通りVisual Basic を記述するエディターです
色々なウインドウとボタンが表示されていて、嫌になりそうですが
ボタンにVBAを埋め込むだけなら
とりあえず赤枠の中だけ見ればOKです

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この

Private Sub アイテム入力フォーム_Click()

ここ

End Sub

 にアイテム入力フォームボタンをクリックした時の命令を入力します

それでは、アイテム入力フォームボタンをクリックした時に、アイテム入力フォームが開く命令を入力します

Private Sub アイテム入力フォーム_Click()
DoCmd.OpenForm “アイテム入力フォーム”
End Sub

VBE画面の「×」ボタンをクリックし、VBEを閉じ、Accessの画面に戻ります

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Accessのフォーム デザインビューに戻りました

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では、一度保存をしてフォームビューに切り替えて動作確認をしていきます

「アイテム入力フォーム」ボタンをクリックします

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アイテム入力フォームが開きました

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このように、AccessはボタンにVBAを組み込んでいくことで、
フォームとフォーム
フォームとレポート
フォームとテーブル
フォームとクエリ

をつなぐことができます

今回覚えたのは

DoCmd.OpenForm ” 開きたいフォーム名”

です

たった1文ですが、これだけれ結構使えます

では次回はVBAについてもう少し説明していきます

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この記事を書いた人

こんにちはAccessの壺です。
臨床工学技士としてどこかの病院で働いています。
夜な夜なMicrosoftAccessで遊びたおして、独学で病院内のいろんなシステムを開発してきました。
透析患者さんの透析条件管理システムやME機器管理システム、アンケート集計などなど作ってきました。
Accessの楽しさを発信するために、このサイトを運営中。

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